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世紀の神采配

いまから書くことはすべて結果論だし、ひとりの野球ファンの都合のいい解釈というか与太言です。そんなことは重々承知です。それでもなお、原監督が最後の最後に見せた神采配→10回表1死一、三塁のチャンスで9番片岡に代えて代打川崎を起用した場面には、人類の叡智を超えた大きな力を感じてしまいます。
大会を通してラッキーボーイ的な雰囲気を放っていた片岡なら、最悪でも外野に犠牲フライを打ち上げて1点勝ち越しという展開を容易にシュミリュエーション(by 原監督)できただろうし、あるいはスクイズという手もあったはずです。しかし、それでは(V2という偉業の決勝点として)いかにもインパクトが弱いという思いが原監督の頭をよぎったのでしょう。最後はやはりイチローに決めてもらうしかない。その点、イチローの弟分の川崎なら、ランナーを動かさないままアウトカウントだけひとつ増やしてイチローのために最高のお膳立てを整えるという難しい仕事を確実にこなしてくれるはずだし、実際、川崎はたった1球でその期待に応えてみせた。三振だと逆に相手ピッチャーを調子づかせてしまうし、あそこは簡単に内野フライを打ち上げるのが最善の選択でしょう。スゴいぞ川崎。
そして、原監督と川崎のインスピリュエーション(クドい)が通じ合い、一方で韓国ベンチからのイチローとの勝負を避けろという指示がバッテリーにうまく伝わらなかった時、原監督の頭にひらめいたシナリオは最高のクライマックスへ向けて一気に走り出したと。もちろん、そのシナリオを脳内実況付きで実演してみせた千両役者イチローもサスガだし、正直に白状すれば、あの場面ではどうしてもイチローに感情移入してしまって、ヒットの後もしばらく涙が止まらなかったのですが、もし彼の言うように神様が降りてきたのだとしたら、それはイチローではなく原監督にだったような気がします。
あるいは、原監督に神が降りてたのは、実は昨日だけじゃなく大会中ずっとだったと考えれば、いつも以上に神がかった珍言の数々や毎試合エコ関連のNPO団体から抗議が殺到しそうなほど残塁の山を築いた無策ぶりにも納得がいきます。神様がスクイズで勝とうとか、そんなセコいこと考えるはずないですもんね。
ともあれ、口ではチャレンジャーと言いながら、実際は王者らしく真っ向からキューバ、アメリカ、韓国を迎え撃ち、そのすべてを撃破してのWBC連覇ってのは、ちょっとほかに例えようのない偉業だと思います。真の世界一って、こんなにいいものなんですね。

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コメント

matildaさん
往年のブレーブスや全盛期ではないカープとは、また渋いとこ突きますねぇ。ブレーブスと言うと、個人的には1978年のスワローズとの日本シリーズが印象深いですね。あれはいまだに自分史上最高の日本シリーズです。ちなみに、店主はあんなことやこんなとこがあってもなお、ドラゴンズのなんちゃってウォッチャーをだらだら続けているのですが、落合監督の最後の野望って、たぶん在任中に前田智徳とイチローを獲得することだったんじゃないかと思うんです。しかし、今回のWBC辞退でその夢のような構想も水の泡と消えそうですね(涙)。パフュの新曲に関しては、今回あえて取り上げなかったことで、なんとなく察してください…(汗)。てか、パフュに限らず、matildaさんとはお話ししたいことがたくさんあるので、また近いうちにお会いしたいです。
One Room Disco
なるほど確かに、生真面目な顔をして全く理論的ではない点など
まさにミスターの後継者ですね。「ジャイアンツ愛」などまっとうな
感覚なら、言えないですが、原さんなら、微笑とともに聞けます。

上田監督の阪急ブレーブス、山本監督のカープです。
野球はチームプレーでもあるのですが、個性が引き立つ競技でも
あると思います。山田、門田、大野、前田などが好きです。

店主殿、perfumeの新曲はどうでしょう?
matildaさん
結局、原監督はいろんな意味でミスターの後継者なんでしょうね。だから、王さんと野球観が違うのは無理ないし、星野さんや野村監督とはなおさら違って当たり前。でも、ミスターのひらめき野球を受け継ぐ監督が一人くらいいてもいいんじゃないでしょうか(笑)。ともあれ、今回のWBCの結果を受けてアメリカが本気になってくれたら、4年後の大会はもっと面白くなりそうですね。ちなみに、matildaさんはプロ野球ではどこのチームのファンなんですか?
Can 軍
興奮のあまりあちこちの記事を読みましたが、この仮説は
希有。愛ある皮肉として爆笑、且つあり得る(笑)。
残塁の山、投手交代に難ありで、これだけミスしても勝てた
のかというのが個人的な実感です。
前回の方が全てにギリギリで、王さんの毅然としたカリスマ
振りに泣けましたな。

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