DJ♥ネグリジェのバカサガ PART7

PART7は一旦2010年10月にファストフォワードして、今回の一連のツイートの発端をおさらいします。

※記載事項に間違いがありましたらどしどしご指摘ください。

eraguruさんがまとめてくれたトゥギャッターを読み直して思ったんだけど、俺の今回の呟きは、そもそもRamadanmanの来日とeraguruさんが復刻したAGOくんのミックステープが発端だったんだね。

>AGOくんのミックステープまだ聴いてない人はいますぐDLすべし!試聴&DLはコチラ

どういうことかって言うと、まずeraguruさんが10月1日(金)大阪「noon」でRamadanmanのプレイを浴びて「現時点で今年No.1のアクト」ってツイートじゃなくシャウトしてたんだよね。ベース愛しててこれ聴かないでどうすんの?とも。

そんでもって、RamadanmanがAgent X「Decoy」、Double 99「RIP Groove」、Dom Perignon & Dynamite「Got Myself Together(DND MIX)」といったUKガラージクラシックをプレイしたこともシャウトしてた。

恥ずかしながら俺その時ラマちゃんのことよく知らなかったんで、ダブステップのDJでそのへんかけるなら、そこそこ年もいってんだろうって思ってた。でも、調べたらハタチかそこらの兄ちゃんだっていうじゃん。SindenやHervéもこのクソガキやりやがるって思ったけど、ラマはさらに若い。驚いた。

あせって本人の曲をチェックしたこれも良かった。ちなみに、ラマちゃんのキャリアのスタートはディープハウスとヒップホップ。その後ジャングルへとシフトし、Mala(Digital Mystikz)のプレイに衝撃を受けてダブステップDJに転身したらしい。前に呟いたUSガラージ耳とソウル/ファンク耳って話、思い出して。

>てか、ラマとかマラとか一人でウケるw

で、何より驚いたのは、ラマちゃんがプレイしたようなUKガラージクラシックが、彼のような若い世代にも有効なのか!ってこと。ただの十年前の懐メロとは違う目線・耳線で、もう一度そのへんの音源やあの時代の空気をとらえ直す必要があるかも…いやなんとなくありそうだ、みたいな。

ちょうどラマちゃんが大阪でエラグルさんの耳をレイプしてる頃、俺は浜松で「CATCHY!」という自分のパーティーをやってる最中だった。これはたまたまなんだけど、その日用のネタを集めてる時、AGOくんやズッキーこと鈴木一彰さんのお導きでL2Sレーベルの音源にぶち当たった。

>その後eraguruさんのツイートでL2S及び同レーベルを主宰するWhistla周辺の音はFuture Garageと呼ばれていることが判明した。

なんだコレ、BPMはあがってるけど昔の2stepそのままじゃんというチャラい曲から、それこそ「Decoy」を今風に味付けしたような曲が何食わぬ顔で2010年の新譜として流通していた。気に入った曲をいくつかDLした。付け焼き刃だが、10月1日はこれをプレイしようと思い立った。

10月1日は浅い時間のセットは韓流ベース、そしてゲストのAira様を呼び込む前のセットでガラージをプレイした。浜松のクラブ「Second」のサウンドシステムはもともと低音の鳴りがいいんだけど、その時のベースの鳴り方には自分でも痺れた。DEMOS「The Dirty Way」とかヤバかった。

そんな経緯で俺がなんとはなしに、こっからしばらくUKガラージ追っかけてみるか…などと思い始めた矢先のグルさんのシャウト。昨日の今日でさすがに老体の病人には無理だったけど、10月2日のラマちゃん@東京「module」見たかった。

もうひとつのAGOくんのミックステープの件。eraguruさんが復刻を呼びかけてネットにミックスをアップしたのはそのすぐ後だったから、eraguruさんもラマちゃんにインスパイアされた部分が大きかったんじゃないかな。ラマは昔の音源をいまにつなげた、じゃあ当時のガラージDJはどうだ?的な。

AGOくんのミックステープは、D&B寄りの音響耳でUKガラージという辺境に近づきあっけなく遭難した彼の出自が伝わってくるのはもちろん、いままさに暴発寸前だった当時の名古屋、そして全国のシーンの空気感までパッケージされている。そしてそこから放たれる音の銃弾がいまも有効だという奇跡。

失敬、奇跡という言葉は既出Change「Miracles」のような曲の場合を除いてあまり軽々しく使うべきではないし、ここでは適切ではないな。お詫びして訂正。そしてそこから放たれる音の銃弾がいまも有効なのは必然。

補足するなら、たとえ十年前の音源でもプレイするDJ、そしてリスナー自身の解釈によっては、いまでもじゅうぶん鑑賞に値する。AGOくんのテープはそのお手本だということ。

たとえば、90年代のハウスとかを聴いて「この曲、いま聴いても全然古くないっ!」などと言う人がいるが、もしそれが本当なら、いますぐ耳鼻科にかかった方がいい。言いたいことは分かるが、正しい耳を持つ人間の言い方はこうだ。「この曲さぁ、たしかに古いんだけど、でもカッコいいよな」。

そして、世の中にはそういう曲が実はたくさんある。俺たちが思っている以上に膨大に。WHAT A WONDERFUL WORLD !

AGOくんのテープに収められているのは、まさにそんな曲ばかり。俺が当時を知る人間だから余計そう感じるのだろうが、十年前の音源はやはりひと昔前の音源だ。いまさっきジュノで試聴した最新のUKガラージより(出来不出来はともかく)明らかに古い。だがな、強度が違う。志が高い。モノが違うんだよ

AGOくんのミックステープが発売される時の帯文妄想してたら熱くなったww

とにかくまぁ、そんな感じで俺はeraguruさんAGOくんズッキーさんといった昔馴染みの(文字通り)グルたちに再び感化される形で、恥ずかしながら住み慣れた車庫(GARAGEだけに)に還って参りました。あれ?なんか途中大幅にはしょって、いい感じにエンディングまでワープしちゃった?w

でも、最初の方でも呟いてるけど、俺は車庫を留守にしてる間も、ファンキーハウスだろうがゲットーベースだろうがエレクトロだろうが、K-POPでさえも、すべてガラージ耳で聴き分けチョイスしてきた。それは単にBPMが近いとかそういうレベルではなく、もっと本質的な部分で。

たとえば、2006年に出たDiploのミックスCD『FabricLive. 24』。俺は入院中ベッドの上でこれを聴いたんだけど、すぐそこにガラージ臭を嗅ぎ取った。 Two Culture ClashやSolid Grooveが収録されてんだから、そんなもん誰でも分かるわ!とか突っ込まれそうだがw

でも、ゲットーベース♡UKガラージってテーゼは、それからもず?と人にふれ回ってたから、近年SindenやHervéというクソガキのくせにやりやがる見上げた二人のDJのおかげで、年寄りの直感が間違いでなかったことが証明されてホッとしたんだけど。

(つづく)

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