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DJ♥ネグリジェのバカサガ PART26

PART26は、フィジェットハウスに関する一考察の続きです。

※記載事項に間違いがありましたらどしどしご指摘ください。

昨日の若杉実さんとの電話でのやりとりを思い返している。若杉さんのように一語一句に魂を込めてる人のことを思うと、ここでやたらなことは呟けないと自分を戒める。いい意味で口が重くなる。

高倉健や菅原文太を見て育った昭和の男は、年に一度くらい「雄弁は銀、沈黙は金」の意味を噛みしめ実践したくなる。それにはまさにいま時分がぴったりだ。

だが、侘しいやもめ暮らしで勤めにも出ていない俺は、ほっとけばひと月くらい誰とも口をきかないことも平気であるが、それが金になった試しはない。

なので、今日もやたらなことを呟いちゃうと思いますが、まぁ無責任さや軽口は俺の仕様なので笑って許してください。

フィジェットハウスの発展経路については、昨日eraguruさんが簡潔に呟いてくれている。だから今日は、UKガラージとの接点・関連性について絞って呟くことにする。

まず思いっきり表層的なところでは、両者ともに英国産のダンスミュージック、ベースミュージックである。発祥はともかく、人気のピークを迎えた間隔は10年も離れていない。

ここでのベースミュージック(非ゲットーベース)の規定については、一昨日AGOくんがものすごく分かりやすく呟いてくれている。

再録。
AGOxlntz 僕らが使う場合単純にジャマイカ由来のサウンドシステム仕様の音楽のことだと思います。そっから伝播してカタチを変えたもの諸々を総称してる感じですかねー

スピードガラージが路上のサウンドシステムで鳴らされたという話はあまり聞いたことがないが、2step時代はブリストルでそういう現場があったはずだ。DJ South Centralだったけ?ドレスコードのある高級クラブやアヤナパだけが2stepじゃねぇ!

>後で調べたらDJ South Centralはブライトン(Brighton)を拠点に活動しているらしい。ブリストル出身のDJは誰だったかなぁ?。

>ありましたねぇw1回も使わなかったけど、そっち用だったんですね。 RT @zookie_xlntz :"Dooms Night"のNorman Jayエディットありますが、ノッティングヒルのカーニヴァルでブッ放されてたってことなんでしょうかね?

んで、フィジェットハウスなんだが、あれはサウンドシステムで鳴らされたのか?まぁAGOくんの言うサウンドシステムがあくまでメタファーであることを承知の上で言っとるんだが、要するに路上で鳴ってる光景が目に浮かぶかっつーことね。

いや、その前にまず「ジャマイカ由来のサウンドシステム仕様」ってとこに注目すべきか。要するにレゲエやダブ入ってんのかおんどりゃぁ!みたいな。

トリップホップ、ジャングル、ドラムン、グライム、ダブステあたりはみんな直系だわね。2stepにもラガものは多かった。だが、少なくとも俺はフィジェットハウスにレゲエやダブを感じたことがないのだよ。

もう一個、路上で鳴ってるかどうか。さて、ここでまたDiplo様の登場だ。以前、マッドディセントのポッドキャストで同レーベルが地元フィラデルフィアで開いたブロックパーティーの映像を見たことがある。

>その映像がコチラ



またややこしくなりそうっすね。え?、とりあえずUKで言うところのサウンドシステム(パーティー)は、USだとブロックパーティーにあたるのかな、くらいに言っときます。で、こっからまた例の2つのベースが交錯する更にややこしい話になるんだけど。

俺がDiploにいちいちUKガラージ臭を嗅ぎ取るのは、ず?と前の方で「Whoomp!?」を引き合いに出しながらツイった通り、もともとUKガラージとマイアミベースの相性の良さがまずベースにあるわけさ。

なんか、いま資料漁ってたら、大沢伸一も昔そんなこと言ってたんだってね。2stepとマイアミベースは相性抜群!みたいな。大沢さんにマイアミベースって全然似合わないけど。

で、さっきのマッドディセントのブロックパーティーなんだけど、それがさぁ、不思議なことに全然ヒップホップ由来のブロックパーティーに見えないんだわ。もうあれは完全にUKの路上だった。鳴ってる音楽からダンサーから何から。

そういう意味で、俺の頭の中ではフィジェトハウスはきっちりUKのサウンドシステムで鳴ってた。Diploという希代のDJを媒介としてね。

この頃(2008年)にはもう、俺の中でDiploはアメリカ人なんだけどイギリス人であり、ゲットーベースの人なんだけどUKのベースミュージックの人でもあった。

つまり、Diploのせいで(おかげで)俺を悩ませたややこしい2つのベース=北米・南米産のゲットーベースとUKのジャマイカ由来のベースミュージックは完全にフュージョンしちまったんだな。

だからいきなり結論に飛んじゃうけど、DiploがニアUKガラージの人であるなら、彼が好んでプレイしたフィジェットハウスがUKガラージのように聴こえるのもまた当然なのだった。2006年の俺の疑問はこうして解けた。

俺のいまの強引な理屈をキチンと分かりやすく証明してくれたのが、2009年に出たHervéのミックスCD『Ghetto Bass』だろう。そこに収められていたのは主にフィジェットハウスであり、本来的な意味でのゲットーベースではなかった。

Hervéの『Ghetto Bass』は2で更にカオスを深めた。落ち目になったフィジェットが後退しUKファンキーやダブステップが台頭した。もう何がどっちのベースで、なんて議論は遠い昔のことのように思えた。

『Ghetto Bass』の1から2の間に相思相愛だったDiploとSwitchは遂に合体した。一時期UKのDiploと呼ばれたSindenは相方のHervéとともに一気にUKガラージに傾倒したということなんだろう。

だが、どんなに大物DJの流入が進んでも、フィジェットハウスはUKガラージの傘の中には入れない。よそんちの子だから当然なんだが、それならそれでガラージとまぐわいながら進化するフィジェットというのも見てみたかった気がする(また過去形になってるし)。

フィジェットハウス再考察が一件落着したところで、そろそろバカサガに戻りますか。

どんな風にオチが着いたか?フィジェットハウスはUKガラージとニアイコールだがイコールではない。イコールでない根拠は出自が異なることとUKガラージのDJがプレイしなかったこと。

ニアイコールの根拠はフィジェットハウスをプレイした大物DJたちがその後UKガラージ(主にダブステップ)に転じたから。

>もうひとつ、こちらもたまに(よく?)フィジェットハウスとの類似性、親和性が指摘されるダーティーダッチについては残念ながらほとんど知識を持ち合わせていないので、ここでは言及できない。ただ、Major Lazerに与えた影響やダーティーダッチの曲→Silvio Ecomo & DJ Chuckieの「Moombah (Afrojack remix)」をスクリュー(ピッチを大幅に落すこと)してムームバートンという新ジャンルが誕生した経緯などは個人的に興味があるので今後掘り下げて調べてみたい。

(つづく)

Ghetto Bass: the Sound of Herve... a Mix of Bassline Sounds, Electro, Drum 'n' Bass, Dubstep and House
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